へたれ花火写真を撮りました
7月は、代々木のcafe nookで素敵な花火写真の展示がありました。
花火の写真は、
撮影場所、シャッターを押すタイミング、画角の決め方、天気、風向きも
たくさん考えられて撮られています。
簡単に撮れる一枚じゃない、
一年一回のチャンスを何年越しとかで撮った写真ばかり。
場所は全国各地。
ものすごい花火愛だと思いました。
その努力と行動に見合う美しい写真がたくさん展示されてました。
花火大会は、撮影場所を確保したり、炎天下の中スタンバイしたり、混雑した電車や駅、渋滞する道路を利用するから時間もかかるはず。
と想像を巡らすほど、
その努力にはホントにリスペクトです。
そして、そこで撮られた一瞬はものすごい貴重だと思います。
私はというと、
もともと人込み苦手で行かなかった花火大会。
この夏は、ちょびっと感化されて
8月1日板橋の花火大会へ行ってみました。
狙いは会場から離れた荒川土手。
一駅電車に乗って、北赤羽駅で降りました。
北赤羽駅は特に混んでいませんでした。
荒川土手についてみると、両端には宴会してる人人人。
通路の真ん中を歩くことになります。
土手が高いから花火は目線とほぼ同じ高さに上がります。
通る人が、花火にかぶってしまう場所です。
花火大会が始まってる中、スペースを見つけて、座りました。
出かけた先から、思いつきで行ったために三脚も持っていなかったので
体育座りで、膝の上にカメラを置いて撮りました。
〜カメラの設定〜
マニュアルモード
ISO100
シャッタースピード 5〜10秒
絞り F11
マニュアルフォーカス
〜用語説明〜
・ISOは感度のことです。暗い光が少ないところでは、上げます。でも上げるとノイズが出て画像が荒くなります。
・シャッタースピードは、5〜10秒シャッターが開いてる設定。感度を上げない暗い設定なので、長く開いておく必要があります。晴天屋外だと何千分の一という速さが通常です。
・絞り 画面の中で前後にある物のピントが合う範囲です。Fが小さいと非常にシビアなピント合わせをしなくてはいけないので、Fの値を大きくしてます。
・マニュアルフォーカス 真っ黒な空にオートフォーカスは反応しないんですよ。
自分なりに考えた説明をしてみました。
さて、ここからは恥を忍んで写真をお見せします。
「上がる前からシャッターを押してないと間に合わない。」
と出展してた花火写真家が言ってたので、
先に先にシャッターを押しました。
暗かったり手ブレが激しかったり、開ききらなかった感じとかばかり。
どんな花火が上がるか、どのタイミングが一番美しいのかを知らないまま撮ってるのでそんな感じでしょうか。
↑なんとなくタイミングが合った写真がこれです。
手ぶれもしています。
画角もずれてます。
やっぱり中途半端です。
↑割といいんじゃないか?
ちゃんと画角に収まってないか?
と思ってたら、私の前に座ってた方が立ち上がりフレームイン。。。
残念。
↑これは、設定を変えました。
ISOを1600に上げました。なので、煙が写ってます。
シャッタースピードも1/100と速くしました。
親子で歩いてる人をあえて入れました。
左下の点3つはマンションの階段の明かりです。
三脚なし、レリーズなしの無謀な撮影
(レリーズはカメラに直接触らないで押せる遠隔操作のシャッターボタンです。シャッターボタンを押すときのちょっとした振動がカメラに伝わらないのです)
虫が体に止まっても払うこともできない。虫が止まったという一瞬の違和感でカメラがぶれる。
という、無謀でお粗末なへたれ花火写真。
大変失礼いたしました!!
帰りの電車が混むのも嫌なので、早めに引き上げました。
やはり北赤羽駅へ。
北赤羽駅のホームから花火が少し見えました。
そこに新幹線も通るけど、一緒に撮ることができるのか?
花火に詳しくないだけに、どんな花火が上がるかわからず
どのタイミングが一番美しいのかわからず
ホントに難しいことを実感しました。