道の手~写真デイズ~

カメラマン&レイキヒーリングセラピスト

噂の写真展2017ありがとうございました。

2017年11月22日〜27日 写真で伝える会による「噂の写真展2017」

原宿のデザインフェスタギャラリーEAST101で31人でのグループ展でした。

ご来場いただいたみなさま、気にかけてくださったみなさま、ありがとうございました。

 

作品について語ります。

出展を決めたのは8月末くらい、今年作ったDEPTHの写真集の表紙のような感じの写真にしようというのは考えていました。

ちょうどその頃から、いろいろしんどくて、日が経つのが遅かった(笑)

これからの足がかりになると思って出展を決めたけど、そこからどんどん悪くなっていき(笑)

展示の準備に取りかかる心の余裕はなく11月になってから作品作り。

膨大な写真の中から探してレタッチしました。

 

今回の作品は、あえて顔を出さないと決め、手元に光があるのが印象的な瞬間を選びました。

いろんなシーンのライブ写真は個展でやったし、

それに、「噂の写真展」という場ならわかりやすさを狙わないでマニアックに走るのも良いかなと思ったので。

 

全てクロッピング(再フレーミング)しました。

元々は、顔を撮ってるのももちろんあって、でも動きブレが激しくて使えなかったり

いい表情の写真は手元と表情のどちらに視線がいくかなと思うような写真もあり、

縦位置も横位置もあり、

まだ作品を選んでいない11月11日のライブで「作品になるかも」と撮ったものもあり、

全てクロッピング(再フレーミング)していきました。

カラーにしたいので、色をどうしようかなと考え、セピアとかも心惹かれたけどそれじゃモノクロになってしまうし、

Lightroomのプリセットでブリーチバイパスを選択、いい味になったんじゃないかなと思います。

 

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写真は実際の展示です。

大きさは、六切(203 × 254ミリ)

ちっちゃくまとまってみました。

というのも、これ以上の大きい紙では本来の大きさより拡大しないといけなくなり、画質が荒くなるから。 

搬入当日は、定時で上がれないし、翌日から在廊のために有給取ってたけど

休んでいいのかなと申し訳ない状況で、そんな気持ちのままギャラリーへ搬入に向かいました。

 

パネルを展示するのは、久しぶりでもないですが、

いつも感覚でポンポン貼ってしまうところを1時間半くらい悩みました。

珍しい。。。

多分、手とネックというパーツしかないからですね。

作品の並びを考えるときに、まずキレイに横並びに並べて考えてたあたり、迷走してました。

「動きがある写真だから、動きがある方が良い」というアドバイスをもらって、

我に返って試行錯誤の始まり。

 

悩みに悩んで並びが決まったところで、自分の目の高さだったのが気になって少し上にずらしました。

メジャーを当てて最後の確認。

 

実は、右下のピンクの1枚をなしで展示していて、

最後の確認をした後で、「入れた方がいいかなー」とふと思い、

出展メンバーがアドバイスしてくれて、最後の1枚を貼ったら落ち着きました。

 

自分としては、作品準備が行き当たりばったりでドタバタで、

これでいいのかなーと不安がありましたが、

展示期間中に在廊して、感想をもらったり、作品のこと話したりしたり、

得るものがありました。

そして、今年全然持ち歩くのを止めていたカメラを持ち出して、いろいろ写真を撮りたいと思えるようになりました。

 

次の展示の予定は未定ですが、また展示ができるように生きて行きます。

 

ありがとうございました。