焦点を変える
この写真、撮った瞬間は青空と紅葉した桜の葉を見上げたような
でも、写真の角に何か写り込んでしまったような
「ボケてる何か」が飛んでいる(?)ような
そんな良い意味でしっくり来ない、微妙に気持ち悪い写真に見えました。
そして、次の写真。
フォーカスを「ボケてる何か」に変えて撮りました。
桜の落ち葉、三枚の配置が向き合ってるみたいでなんか好きです。
そして、青空は茶色いゴツゴツしたものが見えました。
水たまりです。
同じ構図で同じ被写体を、ピントを合わせる位置を変えたら感じるものが違う。
ちなみに、水たまりには空の明るさが水たまりの底つまり地面まで届いているので
オートフォーカスだと、写り込んだ木と葉にはピントが合いません。
焦点を合わせたいポイントはマニュアルで、自分の手で変えて、自分の目で合わせました。
写真に限らないと思いました。
情報過多な時代、一つにとらわれずに焦点を変えたら、
発見がある。