【ネタバレなし】自分と向き合えた写真展「BLACK BOX」
薮田修身写真展
「BLACK BOX−unpainted face of Mr.Children−」
を見に行きました。
渋谷パルコ1 パルコギャラリー
【ネタバレはしません】
私はMr.Childrenの大ファンというほどでもなく
詳しいか詳しくないかって言ったら詳しくないので、申し訳ないですが…
写真を撮る端くれとして見に行きました。
こんな風に日本のトップミュージシャンが被写体の大規模な写真展ってそんなにないと思ってます。(知らないだけかもしれませんが)
会期は、6月15日(月)まで。
営業時間 10時〜21時
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は18時閉場
入場料500円
一週間しかない。もう終わってしまう。
土日は混むだろうから平日に、と写真展を知った時から思ってのに。
渋谷だから会社を定時に出れば18時前に着きます。
ということで、早速週明け月曜日にはりきって行ったところ、
入口で翌日のギャラリートークと週末の在廊予定が書いてあるではないですか(ネットにも載ってた情報ですけど)
「ギャラリートーク聞きたいから明日にしようか。直接話したいから週末にしようか。。。いや、ゆっくり見るなら今日だな」
ということで、昨日見てきました。
展示内容には触れません。
めちゃくちゃ語りたいですが。
(語りたいので別記事で【ネタバレ】書きます)
ミスチルに詳しくない私でも、ドキッとしたり涙出そうになったり、いいなあと思う写真ばかり。
十分伝わってくる被写体の魅力。
そして、薮田さんとミスチルの信頼関係が現れています。
「とっさに撮ったんだ」と思うような写真がありました。
何枚か見て行くうちに
「とっさ」じゃない「迷いがない」んだ。
ということに気づきました。
「瞬間を逃してない」写真だったのです。
「瞬間を残したい、伝えたい」と思っているのに、私の写真はなんて甘っちょろいんだと思いました。
最近迷ってばかりです。
「こうでなきゃいけない」
「これはしちゃいけない」
「ちゃんと撮らないといけない」
「技術が足りない」
いろんな情報、自分の価値観で自分をガチガチにさせていたことに気づきました。
反省するから「次は」と思い、その積み重ねがもっとガチガチにさせていました。
一枚一枚全部見たところで、離れて全体を見ました。
いつも写真展を見に行ったら必ずやります。
いろんな場所に立って、いろんな角度で会場を展示された写真たちを見ていました。
写真を見てるファンの方と込みの景色を記憶しました。
嬉しそうに写真を見ながら語ってるファンの方たちの
「ここ行ったね」って思い出話や「かわいい」って思わず出た声。
そういう思い入れ、私もコブクロには持ってるからわかります。
写真を撮る者として、自分の写真で思い出を共有してもらえるのは幸せなこと。
そんなことを思いながら、
19時を過ぎてお客さんが多くなってきたので、写真集を買い昨日は帰りました。
そして、今日はギャラリートーク。
18時と19時半の2回。きっと19時半は混むだろうから18時の回を聴こうと会社終わりでパルコへ。
薮田さんは
写真を撮る時にポーズを要求したことはない。
いつも笑顔のミスチル。
リハーサルも本気でやってるまじめな四人。
いつも楽しそう。
ミスチルの魅力も今回の写真展に対する思いとか
写真への思い入れ、
薮田さんの思いに共感しかありませんでした。
昨日私が感じたものをそのまま本人の口から聞いてるという感覚。
終わって、サインをしてくださると言うことで
念のため昨日買った写真集を持ってきたので、すぐにサイン会の列に並びました。
「私も写真を撮ってます。ライブ写真を撮りたくて」と自己紹介をして
「写真に迷いがないなって思ったんです」
と話したら
「迷わない」とまっすぐな瞳でおっしゃいました。
(ネパール支援イベントで、たっくんに瞳を見て「迷い」という言葉を書かれた私なのでめちゃくちゃ刺さりました)
さらに「後で選べる」
本当にありがとうございます。
あーカメラとレンズ何使ってるんだろうって聞くの忘れてた(笑)
19時半の回、お客さんがもっと増えたけど聞けるならと残りました。
ミスチル本人が見に来たという話には、目を閉じて4人がいるのを想像(笑)
たくさんの写真のいろんな表情を見てるから、簡単にいろんな表情をして見てるであろう4人が想像できました。
「迷わない」
こういう写真を撮り続けられるようになろう。
こういう写真展をし続けられるようになろう。